Weapons

GRX4:97式対潜短魚雷
全長:推定2,900mm
直径:324mm
重量:推定360kg
弾頭:50kg級HEAT

G-RX4
G-RX4は潜航深度が増大しつつあった潜水艦への対処を目的として開発された対潜短魚雷である。
米国のMk50と同等の性能及び運用性を有するとされる。
Mk50同様にクローズドサイクルタイプの推進機関を使用することで、高速化と深深度化を達成している。
海上自衛隊の固定翼哨戒機、回転翼対潜哨戒機、及び戦闘艦艇の対潜攻撃手段として配備運用されている。

Mk.82:500ポンド低抵抗爆弾
全長:2,220mm
直径:273mm
重量:227kg
炸薬:89kg

Mk.82
Mk.82は低抵抗爆弾Mk.80シリーズの一つとして開発された無誘導爆弾である。
生産数の多さと汎用性の高さから、弾体前後に誘導制御機構を追加して誘導爆弾に改造する例も多い。
航空自衛隊では戦闘機及び支援戦闘機に搭載して運用するほか、独自の赤外線誘導装置も整備している。
なお海上自衛隊での運用は確認されていないが、米国などでは固定翼哨戒機への搭載運用が試みられている

150kgDepthCharge:67式対潜爆弾
全長:推定1,400mm
直径:350mm
重量:150kg

150kgDepthCharge
67式対潜爆弾は米国のMk.54対潜爆弾をベースに開発された対潜航空爆雷である。
最も原始的な対潜攻撃手段として、海上自衛隊の固定翼哨戒機及び新型回転翼対潜哨戒機で運用されている。
なお対潜のみならず不審船舶に対する警告手段としても用いられ、1999年の能登半島沖不審船事案では12発が使用された。

ASM-1:80式空対艦誘導弾
全長:3,980mm
直径:350mm
重量:600kg
弾頭:220kg級HE

ASM-1
ASM-1は対水上打撃力の柱として開発された空対艦誘導弾であり、本邦の対艦誘導弾シリーズの記念すべき第一号である。
推進装置にはロケットモーターが、終末誘導はアクティブレーダーホーミングが採用されている。
航空自衛隊ではASM-1を支援戦闘機へ搭載し運用している。
なおASM-1をベースに推進装置をターボジェットに換装し、ロケットブースターを追加した地上発射型が陸上自衛隊にて配備運用されている。
このSSM-1こと88式地対艦誘導弾は、更に海上自衛隊のSSM-1B及びASM-1Cへと発展してゆく。

ASM-1C:91式空対艦誘導弾
全長:3,980mm
直径:350mm
重量:510kg
弾頭:220kg級HE

ASM-1C
ASM-1Cは海上自衛隊の固定翼哨戒機用対艦誘導弾として、ASM-1及びSSM-1をベースに開発された空対艦誘導弾である。
基本構成はSSM-1と同様に推進装置はターボジェット、終末誘導はアクティブレーダーホーミングが用いられている。
ただし空中発射用であるためロケットブースターは省略され、また主翼形状にも相違が見られる。
以前より運用していたAGM-84とは上位互換性を有し、ASM-1C対応改修後もAGM-84の搭載運用を可能としている。
SSM-1からは他に艦載型のSSM-1Bが開発されており、こちらも従来のRGM-84と上位互換性を有する。
ASM-1Cの開発成果は更に航空自衛隊のASM-2へと活用されている。

ASM-2:93式空対艦誘導弾
全長:3,980mm
直径:350mm
重量:532kg
弾頭:220kg級HE

ASM-2
ASM-2は航空自衛隊の新しい対水上打撃力の柱として開発された空対艦誘導弾である。
構成はASM-1シリーズの流れを汲んだもので、ASM-1と同一形状の弾体にSSM-1から採用されたターボジェット推進装置を有する。
一方でこれまでアクティブレーダーホーミングだった終末誘導は、新たに画像赤外線誘導方式が採用された。
航空自衛隊ではもっぱらF-2専用装備となっているが、F-4EJ改やF-1での搭載運用も可能である。
ASM-2blue

ASM-1E:新空対艦誘導弾
全長:3,980mm
直径:350mm
重量:532kg
弾頭:220kg級HE

ASM-1E
ASM-1EはASM-1Cの誘導部に新艦対艦誘導弾の複合シーカを組み込んだ空対艦誘導弾である。
SSM-1BからASM-1Cへの発展と同様に艦から空への転用であり、新たに画像赤外線シーカを弾体上部に追加している。
この複合シーカ化により妨害環境下での命中精度向上や陸背景下での目標識別能力向上が図られ、港湾や沿岸などの艦艇に対する高い攻撃能力を獲得することとなる。
現在は艦載型への適用を目指した要素技術研究の段階にあり、完了次第SSM-1B及びASM-1Cへの適用が図られると考えられる。

GCS-1:91式爆弾用誘導装置付500ポンド爆弾
全長:2,900mm
直径:380mm
重量:280kg
炸薬:89kg

GCS-1
GCS-1は普通爆弾用の追加型誘導装置である。
爆弾の前後に赤外線センサと安定翼を備えたユニットを装着し、後部の制御翼を展開することで目標へと誘導する。
レーザー誘導とは異なり投下後の誘導が必要なく、また母機に特別な追加装備も必要としない。
主に対艦誘導弾で無力化した艦艇を排除することを目的としており、航空自衛隊においてMk82に追加して運用している。

GBU-39/B:小直径滑空誘導爆弾
全長:1,800mm
全幅:190mm
重量:129kg
弾頭:23kg高密度不活性金属爆薬

GBU-39/B
GBU-39/BはSDBと称される小直径滑空誘導爆弾である。
小型化による搭載数量の増大と、滑空誘導及び特殊な弾頭による付随被害の極限を目標に開発された。
誘導にはGPSと慣性航法を併用し、長大な翼を展開することで滑空飛行を可能としている。
非対称戦争において威力過剰だった従来の爆弾に代わる兵器と位置づけられ、2006年以降イラク戦争などで米軍により使用されている。

GRX5:12式対潜短魚雷
全長:推定2,900mm
直径:324mm
重量:推定360kg
弾頭:50kg級HEAT

G-RX5

XGCS-2:新型普通爆弾
全長:不明
直径:不明
重量:推定900s
炸薬:不明

XGCS-2

AGM-65F:マーベリック
全長:2,490mm
直径:300mm
重量:365.5kg
弾頭:136kg HE

AGM-65F

AGM-84D:ハープーン
全長:3,800mm
直径:340mm
重量:526kg
弾頭:221kg HE

AGM-84D

AS.34:コルモラン2
全長:4,400mm
直径:344mm
重量:630kg
弾頭:220kg HE

AS.34

シーイーグル
全長:4,140mm
直径:400mm
重量:580kg
弾頭:230kg HE

SeaEagle